【profile】 佐藤広一(さとうひろかず)

HRプラス社会保険労務士法人 代表 佐藤広一氏

特定社会保険労務士
HRプラス社会保険労務士法人代表

東京都北区王子生まれ。明治学院大学経済学部商学科卒業、経営学専攻。 2000年さとう社会保険労務士事務所を開設。 「リスクマネジメントとコストセーブ」をコンセプトにコンサルティング活動を展開。 (社)日本能率協会、上場企業主催セミナー講師多数。 『最新 図解でハッキリわかる給与計算事務』(日本実業出版社)など著書多数。


これからの社会保険労務士には、コミュニケーション能力が求められると思っています。 手続きの代行だけが社会保険労務士の仕事ではありません。 社長さんとコミュニケーションを取りながら距離感を縮めていくことで、 手続き業務から人事労務コンサルティングへと仕事の幅を広げていくことができるのです。


労務コンサルティングのベースは、手続き業務

労務コンサルティングのベースは、手続き業務

ただし、いきなりコンサルティングをするようなことはしません。 私は、ベースはあくまでも手続き業務だと考えています。ベースがない状態では、 付け焼刃の対応になってしまいます。

先ほどの話と矛盾するようですが、事務能力があり、知識を持った人材ならば、 コミュニケーションの部分は周りがフォローすることもできます。

当事務所で求める人材も、事務手続きがしっかりとできる人です。


人材育成のための基盤作り

人材育成のための基盤作り

私は「ヒト」に関する可能性を探求していきたいと思っています。 社会保険労務士はそのフィルターの一つです。

事務所を経営していく中で一番大切にしているのは、やはり人材育成です。 人こそ経営資源だからです。事務所の強み・弱み・脅威・機会を分析した上で、 ビジョンを明確にし、スタッフみんなのベクトルを合わせていく。その基盤作りをしている最中です。 外部からコンサルタントを招き、1年かけてじっくりと取り組み、体制を整えていきます。


社会保険労務士は面白い!

社会保険労務士は面白い!

事業展開についてお話をすると、今後、労務監査の動機づけ要因の体系化をしたいと思っています。 あえて衛生要因でなく「動機づけ要因」と言うのは、不満を解消するだけでなく、 積極的に取り組む理由を形にしたいということです。

一般的な労務監査は、労働関係法令を遵守しているかどうかしか見ていません。 ダメ出しだけの労務監査はナンセンスだと思います。できている部分、 できていない部分をそれぞれを総合的に見て、評価するようにしていきたいのです。

こういった展開を含め、社会保険労務士ほど面白い仕事はない!と思っています。 助成金、偽装請負、名ばかり管理職、未払い残業料…など、 1~2年単位で、環境はめまぐるしく変わっていきます。 外部環境の変化を予想して、戦略を立てていくのがこの仕事の面白いところです。


社会保険労務士事務所で働きたいみなさんへ

社会保険労務士事務所で働きたいみなさんへ

ヒビコレをご覧のみなさんに伝えたいのは「夢は必ず実現する」ということです。 私には、実現しなかった夢はありません。目標を具体的に掲げて、 具体的に動けば、具体的な結果が出るのです。

目標を具体的に掲げた人は、自分のキャパシティ以上の力を発揮するものです。 考えすぎずに、まずは行動をとってみてください。応援しています。


HRプラス社会保険労務士法人
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