社会保険労務士
日本中央社会保険労務士事務所代表
株式会社日本中央会計事務所 取締役
人事コンサルタント・社会保険労務士。日本中央社会保険労務士事務所代表。株式会社日本中央会計事務所取締役。
武蔵大学卒業後、総合商社の金融子会社にて法人営業、融資業務、債権回収業務を経験。
その後、人事コンサルティング会社を経て、船井財産コンサルタンツ横浜にて人事コンサルタント、
経営コンサルタントとして、コンサルティング業務を行う。平成15年、日本中央会計事務所に合流。
日本中央社会保険労務士事務所代表として現在に至る。現場の視点にたった「生きた制度」作りを基本として、
人事制度の策定や経営コンサルティングやセミナーを業務の中心として展開。
日本中央社会保険労務士事務所の特徴として、地方からも顧問契約やスポット相談の依頼が多いということがあります。
北海道から九州まで、わざわざ依頼していただけるのは、WEBを使った情報提供や書籍出版、
メディア出演などの効果かもしれません。
そういった中で、期待にお応えする、期待以上の成果を出すというのはプレッシャーもあります。
しかし、常に付加価値を提供できなければ、本当の仕事とは言えません。当事務所はここ数年で拡大してきていますが、
さらなる付加価値提供を目指してのことです。
「知識」を「知恵」に変えていける人が、求められる社会保険労務士像だと考えています。
法律ではどう決められているのか、ということではなく、
クライアント企業様のサイズにあった提案ができることが重要です。
知識だけ、手続きだけでは難しいでしょう。
ただし、1号業務2号業務がどうでもいいということではありません。
野球選手がいいプレーをするために日々の素振りが必要なように、
書類作成・給与計算などのベースは大切です。おろそかにしてはいけません。
私はコンサルタントのイメージが強いと思いますが、
そういったベースの部分を以前勤めていた会社でやってきました。
一枚の書類の中に、会社の問題が見てとれることもあります。
最初からコンサルティング業務だけをやっていたら、わからなかったに違いありません。
当事務所が求める人材は、意欲の高い人です。資格も経験も問いません。
貪欲に知識や経験を積み重ねながら、プロ意識を持って働くことができる人。
そういう人は成長が早く、周囲にもいい影響を与えてくれます。
私の著書の中に『仕事は部下に任せよう!』がありますが、
私自身が仕事を安心して任せられるのは「誠実でまじめな人」です。
ヒビコレを通じて採用させていただいた社員は、
マニュアルを作りながら書類作成等キッチリこなしてくれています。
全体像を把握しながらも、部分を誠実に遂行してくれる部下がいると、
さらに仕事の幅を広げていくことができます。
私は書籍を出版したりメディアに出たりということもしていますが、
「社会保険労務士」としての仕事を一番に考えています。
社会保険労務士は私にとって天職なのです。クライアント企業様に、
喜んでいただけて「依頼して良かった、ありがとう」と言われるときが最も嬉しい瞬間です。
今後のビジョンとしては、顧問契約を増やし、大切にしながら、
就業規則や労使トラブル解決などのさまざまなニーズにさらに対応できるようにしたいと考えています。
そのためにも、スタッフの育成には力を入れたいところです。
スタッフのレベルを引き上げるのは、経営者として大切な仕事のひとつです。
現在、私を含めて8名のチームでやっていますが、
一人一人の良さをひきだしながら相乗効果を出していきたいですね。
社会保険労務士事務所への転職は、新卒の就職とは違い、学歴や試験の点数よりも、人柄が一番重視されます。
そもそも社会保険労務士は「人間」の資格です。人間性を高める努力をして欲しいと思います。
それから、応募先事務所の研究はきちんと行ったほうがいいでしょう。
社会保険労務士事務所は個人事務所が多いですから、先生の考え方が大きく影響します。
ご自分の考え方とマッチする、いい先生を選ぶという視点も重要だと思います。
当事務所への応募者は、私の著書を読んで来てくれた方がほとんどでした。
考え方に共感して応募してくれたのだと思うと、やはり嬉しいですね。
社会保険労務士事務所は求人数自体が多くないので大変だとは思いますが、ぜひ頑張ってください。