【profile】 松岡充臣(まつおかみつおみ)

松岡労務経営事務所 代表 松岡充臣氏

特定社会保険労務士
松岡労務経営事務所代表
有限会社プロフィット・コンサルティング 代表取締役

明治大学卒業後、通販会社、給与・労務アウトソーシング会社等を経て、平成13年に独立。 数多くの上場企業、上場準備企業の労務コンサルティング (分社・合併、株式公開のための労務体制構築、シェアードサービス支援、労務監査など) をサポート。どんなケース、どんな課題にもお応えし、 クライアントにとって最適な解決策、実感していただける成果を出すことをモットーに、活動中。


松岡労務経営事務所は、「何でも応え(答え)られる事務所」にしたいという想いがあります。 経営者のみなさまの悩みにお答えするのが仕事ですから、 「できません」「わかりません」とは絶対に言いたくないんです。

事業の柱としては、就業規則策定、労務顧問、労務コンサルティング、労務アウトソーシングがあります。 労務は経営の一部であるという理念のもと、経営のサポートを行っています。


度胸とスピードと正確性

度胸とスピードと正確性

この業界で求められている人材としては、大きく2つあげられます。 1つは、非定型業務ができることです。いわゆるコンサルティングですね。 法律だけでは片付けられない部分をどう調整するかが問われます。 最近は労使トラブルが非常に増えていますから、予防をしたり、問題を解決したりするというのがその1つです。

社会保険労務士の資格を持っているのであれば、知識にはそれほど差がないと思います。 はじめて向き合う課題であっても、お引き受けして真剣に取り組むというのは「やるか、やらないか」の問題になってきます。 そういった度胸も必要ではないでしょうか。経験は知識をさらに深いものにしてくれるはずです。

もう1つは定型業務がきちんとできることです。手続業務は、ルーチンではありますが、 「スピード」と「正確性」で価値を出せることが必要です。 例えば、入社後1ヶ月経ってやっと保険証が届くなんていうのでは、遅すぎますよね。 こういったことがあると、社会保険労務士の業界全体の評判を下げてしまうと思います。


仕事は人生の修行だ

仕事は人生の修行だ

当事務所で求める人材は、「自分に限界を作らない人」です。 仕事というのは、一日の3分の1以上を費やし、日々の行動次第で成長も衰退もあるものですから、 「人生の修行」のようなものだと思うんですね。 自分自身の人生の修行だと考えれば、楽なほうへ逃げるのではなく、 貪欲に吸収していこうとするのではないでしょうか。 「わかりません」「できません」ではなく、度胸を持って自ら成長していける人が理想です。

即戦力ということで言えば、事務系の仕事の経験があるとスタートダッシュができますね。 資格の有無よりも、経験か、経験がなければガッツを重要視します。

それから、私自身、仕事をする上で「気配り」を大切にしているので、 「気配り」できる人がいいですね。 事務手続き1つにしても、その先にいる「人」のことを想像できるかどうかが大事です。 例えば、傷病手当金の手続きは、休職中の唯一の収入源である可能性があるため、出来るだけ速やかな届出が求められます。 よく、企業の総務担当の方は「自社の社員がお客様だ」と言います。 私たちは総務担当の方とやりとりをすることが多いわけですが、 総務担当の方のお客様にあたる社員さんのことまで、想像して気配りできることが大切だと思います。


モノを売る前に人を育てる

モノを売る前に人を育てる

今後、当事務所は拡大のスピードがこれまでより速くなりそうなので、「人を育てる」ことが課題です。 仕事を教える体制を整えることと、どんどん吸収してくれる人を採用することがポイントになると思います。
サービスを扱う「人」を先に育てないと、サービスの質が保てなくなってしまいます。 短期的には、教育するコストがかかるのですが、中長期的に見れば資産ですから。人が最も大事です。

あとは、これまでためてきたノウハウを再活用していきたいというのがあります。 コンサルティングの仕事は、その場その場で構築していくことが多く、「フルオーダー」です。 しかし、これまでのノウハウをパッケージ化して「セミオーダー」にすれば、もっと効率よく、 幅広いお客様に接することができるようになると思います。


社会保険労務士事務所で働きたい人へのアドバイス

社会保険労務士事務所で働きたい人へのアドバイス

社会保険労務士は「サービス業」です。法律知識を振りかざして満足するのではなく、 お客様の立場に立ち、想像力を働かせてください。

「速く正確に深く優しく」という言葉を贈りたいと思います。
ぜひ、頑張ってください。を上げていかなければならないなと感じます。
ぜひ、多くの人に目指していただきたいと思っています。


有限会社プロフィット・コンサルティング
有限会社プロフィット・コンサルティング

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