社会保険労務士事務所エスパシオ 代表 下田直人氏

【profile】 下田直人(しもだなおと)

社会保険労務士
社会保険労務士事務所エスパシオ代表
株式会社エスパシオ 代表取締役

埼玉県出身。大学卒業後、金券ショップ大手の株式会社大黒屋に入社し、 広島地区統轄責任者等を歴任。 その後、社会保険労務士試験に合格し、2002年にしもだ人事労務システム (後に、「社会保険労務士事務所エスパシオ」に改名)を開業。現在に至る。


社会保険労務士事務所エスパシオのメイン業務は就業規則です。 就業規則の見直しや新規作成をきっかけに、多くの企業の労務顧問に携わっています。 また、働く喜びや楽しさを伝えたいという想いから、あるソーシャルビジネスを構想中です。

将来的には事務所のグローバル化も視野に入れています。 経済のグローバル化がさらに進み、いずれアジアが今の日本くらい、 日本が今の東京都くらいの地理感覚になってくると予想しています。 労務管理が日本国内だけで考えていく問題ではなくなると考えており、 グローバル化を視野に入れて対応していかなければと今から意識をしています。


答えのない世界。的確な応答ができる人材が求められている

答えのない世界。的確な応答ができる人材が求められている

人事労務の世界は、あらゆる根拠から自分の考えでアドバイスをしなければならない、 いわば「答えのない世界」です。

いまニーズとして、社員数300~500人程度の中堅企業が人事労務を意識せざるを得なくなってきていて、 コンプライアンスの側面と実務的な側面の両方の視点から物事を考えることができ、 的確なアドバイスのできる「専門性」のある人が、業界としては求められています。

当事務所で求める人材は、「素直で吸収力のある人」です。 もちろんビジネスパーソンとしての基本的なスキルは必要ですが、 社会経験豊富な人生の先輩がお客様になりますので、いかにそういう方にかわいがって頂けるか。 そういった要素も必要だと考えています。


スピードへのこだわり

スピードへのこだわり

業務を行う上で、当事務所では特に「スピード」にこだわっています。 スピードが早いというのはサービスだと思っており、スピード早く返すことができれば、 それだけお客様が物事を判断する時間がとれるので、 もし何か間違っていた事があっても、取り返しがつきます。

ギリギリになってしまうと、取り返しのつかない事も出てきてしまうので、 非常に「スピード」というものが重要だと感じています。


読書やセミナー参加は「筋トレ」、いざ問題が起きた時が「試合」

読書やセミナー参加は「筋トレ」、いざ問題が起きた時が「試合」

例えば、プロ野球選手で活躍している人なんかは、 地道な筋トレを人一倍しています。筋トレをしない人が、試合で活躍できるとは思えません。 これを僕らの業界に置き換えると、 読書やセミナー参加が「筋トレ」ということになります。

当事務所では、月に一回土曜日の午前中に、 社内勉強会として僕自ら講師になって労働法の勉強会を行っています。 また、これとは別に週一回、民法や労働判例の勉強会を夜の時間帯に行っています。

来たる「試合」に向けて、常日頃から十分な準備をすべきだと考えています。


社会保険労務士事務所で働きたい人へアドバイス

社会保険労務士事務所で働きたい人へアドバイス

当事務所には夢があって、「伝説の事務所」と呼ばれる様になりたいと思っています。

社会保険労務士はこうあるべきという枠にとらわれず、色々な事にチャレンジをしていって、 将来「あの事務所があったから社会保険労務士業界が変わった」と言われる存在になりたいと思っています。

いまの人たちは、「○○をしたい」というビジョンを持っていない人が多いと感じていて、 せっかく資格を取ったのだから、この資格を活かして、 「どのように社会に働きかけて貢献していきたいのか」というポリシーを、ぜひ持ってほしいと思います。


社会保険労務士事務所エスパシオ
社会保険労務士事務所エスパシオ

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